行政書士試験攻略のポイント~科目と配点~
ここでは行政書士試験を攻略するためのポイントを紹介していきます。まずは行政書士の試験科目とその配点を見て下さい。
法令科目と一般科目の配点
法令科目(満点244点)
- 行政法:92点
- 民法:76点
- 憲法:28点
- 地方自治法:20点
- 会社法:16点
- 商法:4点
- 基礎法学:8点
一般知識(満点56点)
- 政治・経済・社会:32点
- 個人情報保護法及び情報関連:12点
- 文章理解:12点
行政書士の合格基準
そして、以下が行政書士の合格基準になります。
- ・法令等科目の得点が、満点の50%以上である
- ・一般知識等科目の得点が、満点の40%以上である
- ・総合点が満点の60%以上である
上記のデータを見れば、行政書士に合格するために、どのような勉強をすれば良いのかわかってきます。
出題頻度が高い分野
例えば、法令科目は、満点の50%以上で合格となり、「民法」「行政法」で、法令科目の70%くらい占めています。
また、行政法と民法は、総合点でも50%以上にもなります。つまり、民法と行政法の勉強時間を増やさなければ、行政書士に合格できないと言う事になります。また、そうした考えは各科目の勉強法にも応用できます。
例えば、民法は出題範囲が広く、とてもじゃありませんが、全科目まともに勉強しきりません。従って、ある程度出題頻度が高い分野を重点的に勉強して、そうでない分野を捨てる必要があります。具体的には、「物権」「債権」「親族」「相続」などです。(その中でもさらにポイントがありますが、それはお持ちのテキストで確認して下さい。)
このように考えて行政書士の勉強をしていけば、どうすれば攻略できるのか自ずと見えてくると思います。
非常に大切なことなので、もう一度言いますが、行政書士に合格するためには出題頻度の高い分野を重点的に勉強し、そうでない分野は捨てる覚悟も必要です。
勉強法についてもっと詳しく
⇒ 行政書士の試験科目のポイントその1
⇒ 行政書士の試験科目のポイントその2
⇒ 行政書士の試験科目のポイントその3
⇒ 行政書士の勉強法のポイント~全体編~