行政書士の試験科目のポイントその2
憲法
憲法は判例と条文の理解が重要です。
特に人権は判例中心で、条文は国会、内閣、裁判所が中心です。しかし、判例の問題も基本は条文なので、結局のところ条文の学習も必要になります。また、憲法の条文はそれほど多いわけではありませんが、その分深い内容が問われるので、重要なポイントは正確に覚えておいて下さい。
商法
商法は、条文の数は多いのですが、ある程度出題ポイントが絞りやすいのが特徴で、特に商行為・総則が中心です。この商行為・総則の分野は、条文や判例がそれほど多いわけではないので、過去問で重要ポイントを抑えれば、点数を取る事はそれほど難しいわけではありません。
地方自治法
地方自治法の条文をまともに勉強すればきりがないので、テキストに出ている重要なポイントに絞って学習することが必要です。そして、その重要なポイントの過去問を解きまくります。地方自治法は、まとに学習すると大変ですが、出題ポイントを絞れば、十分に点数の取れる分野です。
ですから、地方自治法と民法は点数の取る分野と捨てる分野をはっきりさせることが必要になります。
あれもこれも勉強しては確実に挫折の道を歩む事になるので、効率的な学習を心がけて下さい。
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